2013年 02月 05日
ノミとダニのお薬特集!
なんか、変な天気になってきましたね~。
今夜は雪が降るようです。
道、凍らないといいなぁ・・・
さて、今日は、ダニとノミの予防薬特集です。
先日、ダニが媒介する新種の感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が、ニュースになりましたね。
最近発見されたばかりのウイルスで、中国では多く発生したようです。
もちろんマダニやノミが人間にうつす病気は他にもたくさんあります。
わんちゃんどうし、ネコちゃんどうしでも、ダニやノミが媒介して病気がうつります。
バベシアとか、ウリザネ条虫という寄生虫もそうですね。
だから、ノミとダニの予防が必要なんです。
「体についてから、取ればいいじゃ~ん」と思うでしょ!?
それが、違うんです!!
目に見える大きさになった時は、かなり吸血してる、
つまり、もうウイルスや寄生虫もうつっちゃってるってこと。
なので、病気をうつされる前に予防することが必要なのです!!!
というわけで、代表的なお薬3種類をご紹介します。
①スポット薬・・・ノミダニに効くし、卵にも効くタイプ。

みなさんもうご存知の方も多いと思いますが、首のうしろの皮膚に付けるものです。
シャンプーしてすぐ、つけることができます。
XSサイズ(5kg以下の子用)があることも、いいところですね。
小さい子に、Sサイズの薬をたらすのは、チョット抵抗が・・・という方にはおすすめ!!
②スポット薬・・・ノミダニの成虫に効くけれど、卵には効かないタイプ

これは、シャンプーしてから48時間たたないと、つけられません。
そして、薬を付けた後も48時間たたないと、シャンプーできません。
なので、我が家のしゃもんくんのように、
アレルギー性の皮膚炎でしょっちゅうシャンプーしなきゃいけない子とか、
「トリミングのあとについでに付けてほしい」という子は、①のほうがいいかな?
ただ、いいところは、値段がそのぶんちょっと安いんですね。
③飲み薬・・・卵には効かないが、飲んで4時間で全部駆除できる!ので、卵を産む前に駆除できるタイプ
これ、画期的!

最近出たお薬ですが、飲み薬なんです!!
「スポット薬をつけると、気にしてカーペットにこすりつけてしまう」とか、
「ついうっかりつけたところを撫でてしまった」とか、
「付けたけど、ちゃんとつけられたのか、心配」とか、
「同居のわんちゃん、ネコちゃんどうしが舐めてしまう」なんてことをよくお聞きします。
わかるわかる!わかります!!!!!
うちの犬猫たちはしょっちゅうとっくみあいしたり毛づくろいしあったりしているので、
ほんと、大変でした

付けた直後に、おふとんの上で転がってとっくみあいされて、おふとんにしみちゃった日には、
「あぁ・・・またつけなきゃ・・・」と脱力感に襲われますよね。
このお薬は、飲んでからすぐ効くので、皮膚科の先生たちは好んで使うそうです!!
「飲み薬だからちょっと怖いなぁ~」と思う方もいらっしゃいますので、
メーカーさんに来てもらって説明を聞いたところ、
成分としては、フィラリアのお薬と同系列だそうです。
でもフィラリアには効きません、ノミダニだけです。
だから、スポット薬に比べてそんなに副作用が強いわけではないということです!
・・・ハッ。つい燃えてしまいました。
そんなわけで、なんとな~くこれを読んだ方はわかったかと思いますが、
今、院長的にアツイのが、飲み薬タイプ!!!
お値段も、 ①とか②とそんなにかわりません。
4月から、ノミダニの予防は始まります。
その時は、ぜひ、一緒に、どのお薬にするか相談させてくださいね!!!
今年は、スポット薬でも、飲み薬でも、購入して頂いた方に先着順で、
カワイイお散歩バッグやハンドタオル、ボールペンなどプレゼントでお付けします

また、カレンダーも付く・・・かも

ではではみなさん、今夜は早寝をして、明日の雪かきにそなえましょ~う
