2013年 03月 05日
フィラリアの薬。
急に暖かくなってきましたね~。
もう三月になってしまったので、フィラリアのお話を書こう!と思い。
そもそもフィラリアって、こんな虫!!
どどーん!!!!

こんな気持ち悪いものが、心臓に住むのが、フィラリア症。
これは親虫で、蚊にさされるとうつるのは子虫(もっと小さい)です。
その子虫が体の中に入ってしまったら、月に1回お薬を飲んで、全部駆除します。
なので、親虫になるのを防ぐ。子虫が親虫になる前に駆除する。
でも、子虫は、1か月位たつと、親虫になってしまいます。
そうなると、親虫の駆除は命がけになり、非常に危険なので、
月に1回お薬を飲んで駆除しよう!っていうことなのです。
蚊は年中いますが、吸血するのは、気温が15度を超える日と言われています。
そのため、4月は、もう蚊に吸血される危険があります。
4月に刺されて感染した子虫は、1か月以内にお薬を飲めば駆除できるので、
4月末もしくは5月の最初にお薬を飲み始めます。
同じ理由で、11月末もしくは12月の最初まで、飲むのがベスト。
合計8回です。
当院で扱っているお薬は・・・
① 錠剤タイプ
月に1回飲ませる、錠剤のお薬です。
色んな製薬会社から、色んなタイプの錠剤が出ています。

②チュアブルタイプ
月に1回食べさせる、ビスケットのような、ジャーキーのようなおやつのお薬です。
お薬が苦手な子向けの、おやつ感覚で食べられるタイプです。
ちなみに、回虫なども駆除する成分も入っていてお得。
子犬さんなどは、一度回虫駆除もかねて、チュアブルでもいいかもしれませんね。
うちの子たちは、これをあげると「もっとチョーダイ!!!」とスッゴク喜びます☆
これも、色んな会社から色んな形のが出てます。

③スポットタイプ
月に1回皮膚につけるお薬です。
同時にノミ予防ができますが、ちょっと効果は弱いかな?
④注射タイプ
1回の注射で駆虫効果が12ヶ月間持続します。
なので、一年に一度で済む!!楽ちんです!!!
お薬を飲ませ忘れてしまうとか、お薬を全然飲めない子にはオススメ!
ただ、注射なので、混合ワクチンなどとは同時にはできません。
ややこしいですが、こんな感じです。
是非ご検討ください☆
そして・・・今回のフィラリアシーズンの、らむ動物病院のキャンペーンもあります♪
また後日、書きますのでお楽しみに!!!