2013年 04月 25日
狂犬病の集合注射。
いいお天気です!!!
今日はお昼、時間があるので、家族サービス(お散歩)に費やします。
今月は、狂犬病の集合注射があり、院長も、獣医師会のメンバーなので、参加させていただきました。
じゃんっ!

蓮田市の公園で集合注射したときの記念写真!
ご一緒させていただいた先生方と撮らせて頂いたのですが、
ブログに載せる許可をいただくのを忘れたため、私だけの写真・・・笑
獣医師会のおそろいのスタジャンを着てます。
それが、昨日、私が参加する回が全て終わりました☆
終わって思うことは、わんちゃんのオーナー様みなさんが、
すごく、しっかりと、予防の事や、義務の事を考えていて下さるんだなということです。
こうやって、「狂犬病を予防しよう」という意思のもと、集合注射にあつまってくださいます。
すごいことです。
狂犬病ってナニ?
それって病気?
ワンちゃんを飼っていないと、なかなか知らないと思うので、簡単に説明~

狂犬病とは、噛まれたりすることによりうつるウイルスの病気です。
ワクチンを打っていれば予防できますが、発症(症状がでること)してしまうと、治りません。
治療法がないため、ほとんどの人、犬が苦しみの中、亡くなってしまいます。
昔は日本でも噛まれて発症することがたくさんありました。
が、徹底的に、国をあげて予防接種などをがんばったところ、
1956年以降は、日本での発生はないそうです。
じゃあ、予防接種も、登録も、しなくていいんじゃん?
なんて、一瞬思いますよね。
でも、考えてみると。
今、密輸入で持ち込まれた、狂犬病ウイルスを持ったアライグマが、
売れなくて、日本に放されたと思ってみてください。
(アライグマは、今、日本に野生化して住み着いて、問題が起きていますよね。)
そして、あくまでも仮定ですが、その動物が、野生の動物同士でけんかをしたら・・・
「ウチの子、とってもいいこだから、ケンカなんてしないよ」と思う方、
突然、野生動物に、お散歩中噛まれてしまったら、
ゼッタイ、狂犬病のことが心配になってくると思います。
多分、今の日本には、狂犬病はないでしょう。
でも、おとなりの中国では、年間数千人が狂犬病にかかって亡くなっています。
あのアメリカですら、年間何人かが亡くなっています。(感染源は、主にコウモリとかスカンクとか)
今の日本に、万が一、狂犬病が発生したら、多分大パニックです。
その時になってワクチンを打とうと思っても、多分、数が全然足りないかもしれません。
日本は、安全だから、どのワンちゃんネコちゃんに触っても安心です。
そして、そんな安全さをいつまでも保っていたいです。
登録は、飼いはじめるときだけでいいんです。
狂犬病の予防接種は、一年に一度でいいんです。
ワンちゃんだけでなく、人間のため、私たちが安全に暮らすため

とっても大事なことだと、再認識しました。
ちなみに。
うちの子たちの注射風景。
大ボスのしゃもんくんは、注射は、身構えます。
しみる注射をされたことがあるので、注射器に戦いをいどんできます

しあら、しえろは、おりこうにお座りをして、注射を受けます。
まぁしゃは、おやつをもらって、「ワ~イ」と無邪気にムシャムシャしている時に、注射されます。
・・・気づいてないしー(笑)
らぁくんは、「あ゛~!!」みたいな声をあげます・・・

ぼるとは、またたびにスリスリしてヨダレをたらしている時に注射されれば、もうどうでもいいそうです

院長は、注射されると、刺される直前、一瞬気が遠くなります・・・笑
自分がされるのは大キライです
