2013年 09月 21日
祝!里親募集のシュナウザー子犬くん

真っ黒でうまく写真に写りません

ぼるとに遊んで貰ったり(コチラのブログへ)
パピー教室に出席したり(コチラ)
受け付けボーイやってみたり・・・

2、3か月くらい病院にいたのですが、実はこの子、病気持ちということで、生後50日でペットショップから捨てられてしまった子だったんです

保護されて病院に来た時はガリガリで、「先天性門脈体循環シャント」という病気が見付かりました。
一般のお家ではケアが大変なので、お預かりして、手術ができるまでうちで育てることになったので、ながーくココにいたので、もはやうちの一員みたいになっていました

手術は8月末に行い(夕方から臨時休業させて頂いた時です・・・皆様にはご迷惑をお掛けいたしました)、今では投薬ナシで元気にぴょんぴょんできるようになりました!!
因みに、この病気は、本来つながっていないはずの血管がつながっていて、体の外に排出されるべき老廃物が排出できなく、そのせいで神経症状が出てしまう、、というチョット難しい病気

症状の程度や、血管がつながっている場所、年齢によって予後は様々なのですが、
小さい時に症状が重く出る子は予後もあまり良くないと言われています。
一方で、症状の軽い子、手術が成功して健康に過ごせる子、もいます。
今回の場合は、1か月で症状が出るほどの、重いタイプだったので心配でしたが、
幸い術後の経過は良好で、里親募集開始となりました!!!!!!
今は、保護して下さったwonderful dogsさんのところにいて、明日青山ファーマーズマーケットで行われる譲渡会にデビューとのこと

「翔くん」がその子です!

しばらくずっと病院にいたので(ソーラ先生と一緒に住んでいました)、退院の時はかぁなり寂しくもあり、嬉しくもあって、涙もろいソーラ先生は、涙のお別れデシタ^^;
なので、うちの患者さんで、気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ!!
病気の事、性格の事、ご説明致します!!
里親さんが決まったら嬉しいな~~~~

因みに、おっとり、天然のこぐまみたいな男の子

犬とも猫とも人ともみんなとうまくやっていける、病院の中で一番聞き分けのいい子です
