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らむ動物病院日誌@蓮田市です!

あけましておめでとうございます♡

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あけおめです!!!

こんなかわいい写真を、スタッフの子が撮ってくれてました♡

ソーラ先生の秘蔵っ子の、ぼるとくん。

ラム先生秘蔵っ子のしえろちゃん。

同じ年の二人、かわいいね♡


でももう4歳になるのか・・・ってことはらむ動物病院も4年たつのか・・・

感慨深いです。



2016年は、スタッフと患者様に支えられた一年でした。

院長が印象的だったのは、新しい機器、特に手術機器が増えたことです。

前年の内視鏡に続き、ソノサージという機械が増えたり、甲状腺ホルモンなどを測れる機会が増えたりしました。



上のリンクを見てもなんだかよくわからないですよね。

簡単に言うと、今まで糸を使って結紮したりしていたのが、機械でチュチュチュ~ンと終わるってこと。

ものすごい手術時間の短縮です。

出血のリスクもとても抑えられます。

何より、糸をおなかに残さないっていうのは素晴らしいことだと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、縫合糸反応性肉芽腫という病気があります。

避妊去勢時に、溶けない糸を使ったりすると、おなかの中に、数年後に腫瘍みたいなかたまりができちゃう病気。

溶ける糸を使っても、できる子はできる、とっても難しい病気。

病気なので、糸が悪いとか、手術が悪いとかじゃなく、遺伝子にそういう体質がくみこまれているんでしょうね。

小型犬の純血種に多いといわれていましたが、アメリカではレトリバー種に多かったそうです。

研修医時代にずっと見ていた子が、この病気で命もあやぶまれるほどでしたので、

このソノサージという機械を導入できたことは、とても私の中で大きいです。

ちなみにその子は、手術を乗り越え、元気でずっと通院してくれていました♡


なので、糸を使わない手術ができるということは、とてもすごいことだと思うんです。


なにより、そのように動物達、飼い主様たちに貢献できるのが、とっても嬉しいです!!


ソーラ先生にとって大きかったのは、・・・こんど書いてもらお。


看護士さんの犬井さんにとって印象深かったのは、抗がん剤でがんばって通ってくれた子たち、輸血をしてがんばってくれた子たちが多かったこと、とのこと。

抗がん剤、大変だけど、がんばって通ってもらって、少しでも長く飼い主様と一緒にいられる手伝いをできるって、すごいことじゃないかと思うんです。

動物たちは、何もわからないから、抗がん剤で副作用が出てしまう方がかわいそう、という意見もあります。

でも、院長は、動物たちは、私たちが思っている以上に、いろんなことをわかってくれていると思うんです。

わかっているから、抗がん剤をして、ちょっとくらい食欲が落ちても、

それくらいがまんするからママとパパと少しでも長く一緒にいたい!

と、思っているような気がしてならないです、院長の勝手な思いですが。


でも、何より、動物たちは、ご家族が、笑顔でいてくれることを一番望んでいるんだと思うので、それぞれみなさまのご判断が、一番動物たちのためになるんだと思うのです。


輸血も、供血する方も、命がけです。

院長家、ソーラ先生の家の子たち、とってもがんばってもらいました。

ほんと、ありがとうね♡

お友達のワンちゃんや、兄弟の猫ちゃんを連れてきてもらって、

輸血したりもしました。

それで、命が伸びて、寿命が全うできることも多々あるんです。


そのような状況のとき、いざとなったら協力するからね!と、いろんな患者様から言っていただいて、涙が出るほどうれしかったです。



受付の前田さんに聞いてみたところ、猫ちゃんレスキューが多かったとのこと。

たしかに・・・

みなさま、覚えてらっしゃるでしょうか。

車の内部に子猫ちゃんが入り込んでしまい、車の中身なんてわからない私たち、

お向かいの消防署に助けを求め、みんなで車を押して行って、中から子猫ちゃんを助け出したこと。

本当に、消防士さん方にはお世話になりました。

とってもかわいい子猫ちゃんが救出され、その車の持ち主のご家族が飼ってくださり。

本当にうれしかったです。

そのような事件が多かった。うん。

罠にひっかかっちゃった猫ちゃんたちも多かった。

みんな助かって、ホントによかったです。

なにより、発見した方がみなさん素敵な方々で、

家族に迎え入れてくださったのがいちばん素敵♡


そんなこんなで2016年も終わってしまいましたが、

2017年も、さらにこうご期待です!!!!!

by ramu-ah | 2017-01-22 21:38 | 診療