2016年 03月 23日
ノミダニフィラリア☆ぽるこの独白。
常にボクは、このことには真剣に取り組んできた。
蚊をつかまえるなんてワイルドなことをしないボクにとって、
蚊に刺されるのは十分ありうることだからだ。
フィラリアという虫は、ミミズを白くしたような虫で、
それがボクの心臓に入ってくるかと思うだけでぞっとする。
見たい人は、診察室にあるようだから、院長か副院長に言ってみるといいよ。
何より、フィラリアにかかってしまうと、ボクの小さな心臓にはとても大きな負担がかかり、
咳が出たり、吐いたり、グッタリしたり、突然死したりということが起きるらしい。
しかも、そんなにまれなことではない。
つまりこの薬にボクの将来がかかっていると言っても過言ではないのだ。

そして、ノミダニ予防は毎月おこなってきた。
フィラリアの薬は、チュアブルのやつは、なかなか呑み込めなかった。
今回のたらすタイプのは、5秒ほど目を閉じていれば、終わってしまう。
ボクの毛づくろいにも影響しない場所にたらしてもらえる。
なにより、一回で、すべてが予防できる。
ボクの負担はたったの5秒。

もしかして、看護師さんに、遊ばれているのだろうか。
た、耐えろ・・・俺・・・

ボクのかわいい手も一緒にうつっている。
フィラリアとノミダニ、おなかの虫、外に出なくてもうつる可能性があるものだ。
他にもフィラリアやノミダニのお薬はあるので、ぜひボクに相談してくれたまえ。
2016年 03月 09日
☆ポピーちゃんの思い出☆

内科は「神経内分泌・泌尿器科」「循環器・消化器科」「腫瘍・血液科」という三つの科に分かれていて、その時は「消化器科」の研修医1年目。
使役犬として活躍していたラブラドール・レトリバーの「ポピーちゃん」と出会いました


どうも下痢が続く・・ということで、ユーザーさんのもとを離れ、診察に来ていたのですが、、、
血液検査やエコー、レントゲン、内視鏡、CTとあらゆる検査をして・・・
腸のガンである「消化器型リンパ腫」と、肝臓の病気「肝内微小血管異形成」という病気が見つかりました
どちらも大変な病気。しかも、この子が「使役犬」という特殊な立場にいて、この状況だと行き場がなく。
安楽死も選択肢の一つでした
ただ、ポピーちゃん自身はまだ元気もやる気もある子だったので、
う~~~ん・・・・・・と、当時の上の先生方と悩み・・・
結局、私が引き取って看取ることにしました
当初はアパート(動物禁止でしたが、大家さんに相談したら、そういう事情だったら・・・と快くOKして下さいました。)
から、二人で通勤しましたが、
だんだんとポピーちゃんの体力も落ちてきたため、最後は実家で一緒に介護生活となりました
日中は母が投薬や点滴、おトイレのお世話、夜は私が注射、私のいない時は父がおしっこをさせたり、、、
「今日はこの豚肉食べた!

冷蔵庫にあったチーズをあげたら一口食べた!と喜んだり、一喜一憂の毎日^^;
「なんとなく食べたい気はスルけど、ボクいまはソレの気分じゃないんだ」
というポピーちゃんのために、とりあえず、冷蔵庫にあるものは片っ端からあげていきました

実家のふぁーらちゃんは、ポピーちゃんの点滴が羨ましくって、、背中にテープだけ貼って貰って、満足してます笑
飲み薬も、最低限のものだけにして、無理には飲ませず(本当は飲ませるべきですが)、
今日はコレをこの位食べて、オシッコはこれくらいして、、と家族で記録を取り、みんながポピーちゃん中心の生活でした
辛いだけの人生(犬生?)だったら、安楽死も考えましたが、
そんな生活の中でも、
私が帰ると尻尾を振って迎えてくれて、頭をスリスリして甘えてくれたり、
外に出ると気持ちよさそうにしていたりして・・・今でも、いい思い出です

忘れられないのが、ポピーちゃんの、何が一番嬉しくって楽しいことなのかな・・・
と、いろいろ試したら、
“コマンド”を出すと、すごく尻尾を振っていい笑顔になっていたこと。
sit =お座り、down=伏せ、stay=待て、one、two=ウンチ&オシッコ、take=取って、chair=空いている席を探して、good=ヨシ、、、などなど、
もう働かなくてもいいんだよ!と思いましたが、そのコマンドを出してあげると、
得意げな顔で、目をキラキラさせて、とっても嬉しそうで、
その顔が忘れられません。
全くの寝たきりになったのは最後2~3日、夜中もずっと家族で付き添い、最期もちゃんと私が帰るのを待ってくれました。
賛否両論あるかとは思いますが、ポピーちゃんの喜ぶ顔を見られたので、引き取って、少しだけでも頑張って闘病してくれて、良かったなぁと思っています。
一緒に暮らして思ったのは、闘病生活って大変ですが、その中でも楽しいことって絶対あるんだなってこと、
治療法も、治療するしないも色々あって、どうしてあげたらいいのか悩みますが、その子のことをみんなで考えて出した結論なら、どれも正解ってこと、
わんちゃん、ねこちゃんはやっぱり、飼い主さんが喜んでくれるのが嬉しいってこと
ただ一つ、最期まで家族の一員として見捨てないであげるべきってこと…
ポピーちゃんが亡くなってからずっと、写真や遺品、闘病日記を見ることはできませんでしたが、らぁくんにぼるとくん、ふわりちゃんと新しい子たちが来てようやく、見ることができました。
やっと、いい思い出にできたかな~なんて思ったりもします。
やっぱり、亡くした辛さは新しい子たちしか癒やせませんね。
ポピーちゃん、みてるかな??
また会いたいなぁ。
大学病院にて


2016年 03月 01日
うららちゃん、入院中。



良かったぁ

ものすご〜く、ホッとしましたね。
やっぱりうららちゃんのいない待合室は、寂しかったよー

今は、キャベツの芯は嫌だ!葉っぱがいい!と、わがまま言ってます。
ニンジンあげたら、フン。とそっぽをむかれてしまった、、、
でも、よかったよかった。
まだ完全ではないですが、良くなってきてます。
もう一息☆
何気に、ドライフルーツを欲しがる姿、そして手から食べてくれる様子が大人気(そこまでじゃないか)のうららちゃん。
あげてみたい人は、ぜひ受付さんにお声をお掛け下さいネ

キャベツのいらない葉っぱがあれば、あげていただいても大丈夫です☆
とってもかわいい顔して食べてくれますよ♡
そんなわけで、うららちゃんをしんぱいしてくださった皆様、どうもありがとうございました!!
もうすぐまた出勤しますね♡